7月の韓国旅行は、夏ならではの魅力が詰まったシーズンです。
蒸し暑い中でも涼を楽しめるイベントやグルメ、お得なサマーセールなど、特別な体験がたくさん待っています。

夏の韓国を楽しみたい方にぴったりです!
この記事では、7月の韓国旅行の気候や費用、おすすめの楽しみ方を徹底解説するので、ぜひ旅の参考にしてください!
7月の韓国旅行の気候

7月の韓国は日本の梅雨と似た気候で、蒸し暑く雨が多い時期です。
湿度が高く、ジメジメした日が続く一方、梅雨明け後には強い日差しと真夏の暑さが訪れます。
7月前半と後半の気候の違い
まずは、韓国の主要7都市の7月平均気温と降水量を確認しましょう。
以下の表にまとめました。
都市名 | 7月平均気温 | 降水量 |
---|---|---|
ソウル | 25.3 | 414.5 |
釜山 | 24.4 | 326.9 |
仁川 | 24.6 | 342.1 |
春川 | 24.8 | 398.2 |
大田 | 25.6 | 306.7 |
浦項 | 25.4 | 200.6 |
済州 | 26.2 | 210.3 |

猛暑というほどではないものの、高温多湿であることがわかりますね。
特にソウルや春川では降水量が多くなっています。
どの都市も平均気温は25℃前後ですが、湿気が多く蒸し暑いことが特徴です。
7月の東京の平均気温が約25.7℃なので、日本と同じかほんの少し涼しいイメージですね。
ただし、上の表は月全体の平均です。
7月の韓国は、前半と後半で気候が変わるので注意しましょう。
7月前半は、韓国全土で梅雨の影響が強く、連日のように雨が降る日も珍しくありません。
この時期は傘やレインコートが必須で、外出の際には天気予報をこまめに確認することが重要です。

一方で、7月後半になると梅雨が明け、蒸し暑さに加え強い日差しが降り注ぐ真夏の気候へと変化します。
気温が一気に上がり、熱中症対策が欠かせなくなります。
おすすめの服装
7月の韓国旅行におすすめの服装を紹介します。
- Tシャツ
- 短パン
- ワンピース
- カーディガン
- パーカー
- 帽子
- サングラス
- サンダル
- スニーカー
7月の韓国はとにかく蒸し暑いので、通気性に優れたTシャツや短パン、ワンピースなどの服装が基本となります。
特に7月前半に旅行する場合は、梅雨真っ只中なので雨が降る確率が非常に高いでしょう。
足元は、歩きやすく濡れても平気なサンダルやスニーカーがおすすめです。
必須アイテム
7月の韓国旅行に必須のアイテムは以下の通りです。
- 折り畳み傘
- レインコート
- 日焼け止め
- 携帯用扇風機
- 冷汗タオル
- ハンドタオル
7月の韓国は降水量が非常に多いシーズンとなります。
そのため、雨対策は必須と言えるでしょう。

外出時の折り畳み傘、レインコートは必須ですね。
さらに、暑さ対策には携帯用扇風機や冷汗タオルが非常に便利です。

汗を拭くためのハンドタオルも複数枚持っていくと良いかもしれません。
また、当然ながら紫外線対策はしっかりしておくことをお勧めします。


日傘+日焼け止めでお肌を守る!
準備はしっかりしておきましょう。
基本的に、日本で出歩くときに持っておくと便利なものは韓国にも持っていくことをお勧めします。

韓国旅行で忘れ物をしたら大変です。
忘れ物がないか念のため確認しておきましょう。
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7月の韓国旅行の費用

7月の韓国旅行は、費用がやや高めになる傾向があります。
項目 | 費用の目安 | 補足 |
---|---|---|
航空券 | 25,000〜45,000円 | LCC(成田・関空発)利用、燃油・空港税込 |
宿泊費 | 12,000〜20,000円 | 中価格帯ホテルに2泊(1泊6,000〜10,000円) |
食費 | 6,000〜10,000円 | 1日3食×2日+おやつ・カフェなど |
交通費 | 2,000〜4,000円 | T-moneyカード+地下鉄・バス中心の移動 |
通信費 | 1,000〜3,000円 | eSIMやレンタルWi-Fi(3日プラン) |
観光・体験 | 3,000〜6,000円 | 入場料、カフェ巡り、韓服体験など |
ショッピング | 5,000〜15,000円 | コスメ・お土産・洋服など |
合計 | 54,000〜103,000円 | 1人あたり・2泊3日モデル |
7月の韓国旅行の予算例を作成しました。
ショッピングや食費はかなり節約して作成しましたが、航空券が高くなる傾向があるので総額はやや高額になる可能性が高いです。
特に7月後半は、航空券やホテル料金が大幅に上がることが多いため、早めの予約が重要です。

7月の渡航費は往復で5万円〜7万円が相場となっています。
しかし、LCC(格安航空会社)を利用すれば、3万円台で購入できるチャンスもあります。

7月は韓国のイベントも多いので、航空券のセールが開催されることもありますよ!
宿泊費については、ソウル中心部で1泊約1万円ほどが目安となります。
しかし、イベントが行われる日やイベント開催地の近くなどは高くなる可能性もあります。
さらに、ビーチフェスティバルや夏のイベントに参加する場合は、入場料や現地での追加支出も考慮に入れて計画することをおすすめします。

私が韓国旅行に予約するときは、以下の3社のどれかを利用しています。


複数の旅行予約サイトを見て比較しながら予約するといいですよ。
7月の韓国旅行のおすすめイベント

7月の韓国では、さまざまなイベントが開催されます。

釜山でもソウルでも、7月の蒸し暑さを吹っ飛ばしてくれるイベントを開催しています
- 保寧マッドフェスティバル
- 正南津長興水祭り
- サマーセール
保寧マッドフェスティバル

保寧マッドフェスティバルは、忠清南道の保寧市・大川海水浴場で毎年夏に開催される、韓国を代表する夏の大型フェスティバルです。
海辺の豊富なミネラルを含む「保寧の泥(マッド)」を使ったイベントが多数用意されており、観光客も地元の人も泥だらけになって楽しむ開放感たっぷりの体験型イベントです。
巨大なマッドプールや泥すべり台、泥レスリング、泥マッサージ体験など、さまざまなプログラムがあり、大人も子どもも夢中になれる内容が満載。

会場周辺では夜のK-POPコンサートや花火大会も行われ、昼夜問わずにぎわいます。
韓国国内だけでなく、欧米やアジアからも多くの旅行者が訪れ、言葉の壁を越えて盛り上がれるのがこのイベントの魅力。
夏の韓国旅行をアクティブに楽しみたい方にとっては、まさに“はずせない”フェスティバルです。
項目 | 内容 |
---|---|
イベント名 | 保寧マッドフェスティバル(보령머드축제) |
開催時期 | 毎年7月下旬〜8月上旬 (2025年は7月25日〜8月10日開催) |
開催場所 | 忠清南道 保寧市・大川(テチョン)海水浴場 |
アクセス | ソウルから高速バスで約2時間30分(保寧バスターミナル→現地バス) |
主な内容 | マッドプール、泥すべり台、泥マッサージ、泥パック、K-POPライブ、花火など |
入場料 | 一部エリア有料(チケット制・予約可) |
参加スタイル | 水着・濡れてもいい服装+サンダルがおすすめ |
所要時間 | 半日〜1日楽しめる大型イベント |
公式サイト | https://www.mudfestival.or.kr/ja/festival/main.html |
備考 | 更衣室・シャワー完備/英語案内ブースあり |
正南津長興水祭り

正南津長興水祭りは、韓国・全羅南道の長興(チャンフン)で毎年夏に開催される、水をテーマにした体験型の祭典です。
清流で知られる長興川を中心に、ウォータースライダーや水鉄砲バトル、泥んこ遊びなど、多彩な水遊びプログラムが用意されています。

家族連れや若者に人気があり、夏の暑さを吹き飛ばすイベントとして地元住民や観光客に親しまれています。
また、夜にはK-POPコンサートや花火大会などのエンターテインメントも開催され、昼夜を問わず楽しめるのが特徴です。
地域の特産品を味わえるフードゾーンや、地元の文化を体験できるブースもあり、観光とレジャーを同時に楽しむことができます。
項目 | 内容 |
---|---|
イベント名 | 正南津長興水祭り(정남진 장흥 물축제) |
開催時期 | 毎年7月下旬〜8月上旬 (2025年は7月26日~8月3日開催) |
開催場所 | 全羅南道 長興郡 長興川一帯 |
アクセス | ソウルから高速バスで約4時間(長興バスターミナル下車) |
主な内容 | ウォータースライダー、水鉄砲バトル、泥んこ遊び、K-POPコンサート、花火大会など |
入場料 | 一部プログラムは有料(詳細は公式発表を参照) |
参加スタイル | 水着や濡れても良い服装、サンダルの着用を推奨 |
所要時間 | 半日〜1日楽しめるイベント |
備考 | 更衣室やシャワー施設あり/家族連れやグループでの参加に最適 |
大邱チメクフェスティバル
大邱チメクフェスティバルは、韓国南部の都市・大邱(テグ)で毎年夏に開催される、チメク(チキン&メクチュ=ビール)をテーマにした大人気グルメフェスです。
「チキン×ビール=最強」という韓国文化を体現するようなイベントで、韓国全国のチキンブランドが集結し、屋外でライブやパフォーマンスを楽しみながら、キンキンに冷えたビールと揚げたてのチキンを味わうことができます。
2013年にスタートして以来、年々規模を拡大し、国内外から数十万人が来場する大規模イベントへと成長しました。

韓国のビール会社やチキンチェーンがブースを出展していてめちゃくちゃ楽しいです。
「韓国の夏=チメク」という文化を体感できる、ユニークで開放感のあるフェスティバルであり、ビール好き・グルメ好きの旅行者にとっては一度は訪れたいイベントのひとつです。
項目 | 内容 |
---|---|
イベント名 | 大邱チメクフェスティバル(대구치맥페스티벌) |
開催時期 | 毎年7月中旬 (2025年は7月2日〜6日開催) |
開催場所 | 大邱市・頭流(トゥリュ)公園一帯 |
アクセス | ソウル駅→大邱駅(KTXで約1時間40分)、駅からバスまたはタクシーでアクセス |
主な内容 | チキン試食・販売、クラフトビールブース、音楽ライブ、DJステージ、泡イベントなど |
入場料 | 入場無料(飲食は現地購入) |
参加スタイル | カジュアルな服装/屋外なので帽子・扇風機・日焼け対策があると安心 |
所要時間 | 夕方〜夜にかけて滞在するのがベスト(昼間は暑いため) |
公式サイト | https://www.chimekfestival.com |
備考 | 雨天決行/近隣に宿泊を取るなら早めの予約を推奨 |
7月の韓国旅行おすすめグルメ
韓国の夏は、暑さを和らげるさっぱりとした料理が人気です。
7月の韓国旅行におすすめのグルメを紹介します。
- 冷麺(ネンミョン)
- パッピンス
- 参鶏湯(サムゲタン)
暑さを和らげる代表的な料理の一つが「冷麺(ネンミョン)」です。

冷たいスープに細い麺を浮かべた冷麺に、シャキシャキの野菜がトッピングされています。
さっぱりとした味わいで夏バテ気味の体にも優しい一品です。
また、韓国式かき氷「パッピンス」も外せません。


韓国語で「パッ」は小豆、「ピンス」はかき氷のこと。
かき氷に小豆やフルーツ、練乳をかけた韓国スイーツです。
カフェやデザートショップでは、さまざまなバリエーションのパッピンスが楽しめます。
さらに、夏バテ防止の定番料理として人気なのが「参鶏湯(サムゲタン)」です。

韓国の薬膳スープで、若鶏の中に高麗人参やもち米、栗、ナツメなどを詰めて長時間煮込んで作ります。
専門店では本格的な味が堪能できるのでおすすめです。
7月韓国旅行の注意点

7月に韓国旅行をする場合、以下のような注意点があります。
- 梅雨の影響で大雨の可能性も
- 水分補給・暑さ対策が必須
- イベント期間はホテルや渡航代が高くなる
梅雨の影響で大雨の可能性も
韓国の7月前半は梅雨の影響で大雨が続く日が多いです。

旅行前には天気予報をこまめにチェックしましょう!
雨天だとせっかくのイベントが中止になるかもしれません。
雨で潰れてしまうような予定を立てるのは避け、ショッピングなど天気関係なく楽しめる計画も考えておきましょう
水分補給・暑さ対策が必須
7月の韓国は梅雨明け後、一転して厳しい暑さに見舞われます。
屋外での観光時にはこまめな水分補給を心がけ、帽子やサングラス、日焼け止めを活用して紫外線から身を守ることが大切です。
冷房の効いた室内と屋外の温度差も激しいため、羽織ものを持参して体調管理に注意しましょう。
イベント期間はホテルや渡航代が高くなる
韓国は7月に各地でイベントやフェスティバルが多数開催されるため、ホテルや渡航代の料金が高くなりやすいです。
特に人気観光地周辺では宿泊施設が早々に埋まることがあるため、早めの予約をおすすめします。

現地での移動計画も、余裕を持って立てると安心です。
当日の天気や混雑状況に応じて、臨機応変に予定を変更できるような柔軟な旅程を組んでおくと、より快適に旅を楽しめるでしょう。
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