5月はゴールデンウイークなどの長期休暇もあり、韓国旅行に行く人も増えるのではないでしょうか?
旅行に人気のシーズンですので、値段や見るべき人気スポット等気になることも多いですよね。
この記事では、5月の韓国旅行の気温や見どころなどをわかりやすく解説します。
5月の韓国旅行は暑い?

5月の韓国は4月から一変して季節は初夏です。
日中は晴れると25度くらいまで気温が上がり、汗がにじむほど暖かくなります。
ただし、朝晩のは15度くらいしかなく、気温差が日本よりも大きいです。

日本と変わらない格好に加えて、薄手の上着があるとちょうどいいですよ。
また、日差しも強くなるため紫外線対策も必要です。
5月下旬になると、さらに気温が上昇して暑くなります。
5月の韓国の気温
5月の韓国の平均気温は18度程度で、降水量が増えてくる時期です。
以下の表は韓国の主要7都市の5月平均気温です。
都市名 | 5月平均気温 | 降水量 |
---|---|---|
ソウル | 18.3 | 103.7 |
釜山 | 17.9 | 154.3 |
仁川 | 17.1 | 80.5 |
春川 | 17.6 | 99.5 |
大田 | 18.5 | 91.8 |
浦項 | 18.6 | 84.6 |
済州 | 18.3 | 95.7 |
参考:気象庁の世界
韓国各地で17.8度あり、暑すぎず過ごしやすい季節といえます。
とはいえ、実際は日中と夜間で気温差が10度ほどあるため、平均気温と降水量は目安にしてください。
降水量は東京と同じくらいですが、突然雨が降ることもあります。
また、気温が上昇するとともに日差しが強くなるため紫外線対策も重要です。



季節は初夏なので、気温差に加えて雨や紫外線などに注意してくださいね。
着用必須アイテム
5月の韓国で着用必須アイテムは以下の通りです。
- ジャケット
- カーディガン
- 半袖トップス
- 7分袖トップス
- Tシャツ
- 折りたたみ傘
- 日傘
- 帽子
- サングラス
- マスク
5月の韓国は日中の気温が上昇して暑すぎず過ごしやすい気候ですが、朝晩に冷え込むことがあります。
また、日中も冷房を使い始める店や電車があるため、体温調節できるジャケットやカーディガンなど薄手の上着を持って行くことがおすすめです。



長袖だと暑いけど半袖だと寒いという日には、7分袖のトップスがおすすめです。
アウターだけでなく、インナーでも調整して暑すぎず寒くないように観光を楽しみましょう。
突然の雨に遭遇することもあるので、晴雨兼用の折り畳み傘もあると安心です。
さらに、5月はまだ黄砂が飛来することもあるので、マスクも持参したほうがいいでしょう。
マスクを持っていなかったり、切れたりしたら韓国製の「KF94マスク」がおすすめです。
外部リンク:KF94マスク
「KF94」の表記のものは、PM2.5や黄砂に対応しているマスクという意味でスーパーやコンビニなどで購入できるので、おすすめです。
おすすめの服装
5月に韓国へ旅行するときのおすすめの服装を紹介します。
- 薄手のカーディガン
- 丈の長い半袖ワンピース
- スニーカー



持って行く服が決まらない方は、ぜひ参考にしてくださいね。
5月は日中気温が上昇する日が多いため、アウターは脱ぎ着しやすい薄手のカーディガンやジャケットがおすすめです。
トップスは半袖や7分袖がおすすめで、1枚薄い長袖シャツがあると安心です。



朝晩の気温差や店内・電車内の冷房対策には、アウターを羽織って調整しましょう。
ボトムスは朝晩の冷え込みに合わせて、丈の長いスカートや薄手のズボンがおすすめです。
5月下旬になればより一層気温が上昇するため、暑く感じる日もあるかもしれません。
5月の韓国旅行の費用は?


5月の韓国旅行の費用はツアーか個人旅行か、旅行日数、移動手段などで異なります。
基本的には航空費や宿泊費・交通費・食費などが必要です。
ゴールデンウイークの韓国旅行の費用
ゴールデンウイークに韓国旅行に行く場合、費用が少し高くなります。
以下の表は、ゴールデンウイークの韓国旅行に必要な航空費と宿泊費です。
項目 | 費用目安 |
航空費(往復) | 40,000円~ |
宿泊費 | 10,000円~ |
上記はあくまでも目安です。
航空費はagodaで5/3の関西国際空港ー仁川国際空港間を検索したところ、片道2.3.万円ほどでした。
そのため、航空費は往復では4万円以上必要です。
また、宿泊費は1万円からとほかの時期と大きく変わりませんでした。



ゴールデンウイークは、航空費が高くなりがちです。
ゴールデンウイーク後の韓国旅行の費用
ゴールデンウイーク後の韓国旅行は、ゴールデンウイークに比べて費用が安くなります。
以下の表は、ゴールデンウイーク後の韓国旅行に必要な航空費と宿泊費です。
項目 | 費用目安 |
航空費(往復) | 17,000円~ |
宿泊費 | 10,000円 |
上記は目安の費用です。
航空費はagodaで5/22の関西国際空港ー仁川国際空港間を検索したところ、片道1万円ほどでした。
5/22~5/25の往復航空券は1.6万円でした。
金土日の便だと往復2万円以上必要ですが、月火水木を出発日にすると2万円以下で韓国旅行に行けます。
また、宿泊費は1万円程度必要で、1万円以下で宿泊できるホテルもあります。



費用を抑えて旅行したい場合は、ゴールデンウイークの後に行くのがおすすめです。
5月の韓国で開催されるイベント


5月の韓国はイベントラッシュで、数多くのイベントが開催されます。
以下は、5月の韓国で有名なイベント5選です。
- 宗廟大祭
- 釈迦誕生日
- 宝城茶香祭り
- 朝鮮通信使祭り
- 大邱薬令市韓方文化祭り
宗廟大祭
宗廟大祭は李氏朝鮮王朝の歴代の王と王妃が眠る「宗廟」で行われる王室の祭礼儀式です。
朝鮮王朝時代は、年に春夏秋冬各1回と12月の計5回も開催されていましたが、日本統治時代に一時中断し、1969年に復活して現在に続いています。
祭礼は1日2回あり、午前は永寧殿で、午後は正殿で行われます。



徳寿宮を出発して宗廟まで練り歩く御駕行列が見どころです。
御駕行列は、御輿に乗った王を中心に文武百官と護衛部隊の玄武隊が、宮廷から宗廟まで歩く華麗な行列を再現しています。
釈迦誕生日
釈迦誕生日は旧暦4月8日で、韓国では国民の祝日に指定されており、各地の寺院で釈迦の誕生を祝う法要が行われます。
近年は、仏教界からの要請で「釈迦がいらっしゃた日」といいます。



東大門から鐘路まで行進する華やかな「燃灯行列」が見どころです。
また、色とりどりの燈籠や提灯が飾られて、各地の寺院で幻想的な光景が広がります。
宝城茶香祭り
宝城茶香祭りはドラマのロケ地として有名な宝城の茶畑で開催される韓国最大級のお茶のお祭りです。



茶摘み体験やお茶作り体験・茶葉料理作り・お茶の試飲などさまざまなお茶をテーマにしたイベントを楽しめます。
また、のど自慢大会や伝統舞踊・歌手のコンサートなどの数多くの公演もあり、見どころがたくさんあります。
宝城の茶畑は中心部から離れていますが、お祭り期間中は宝城駅や宝城バスターミナルなどから会場まで無料シャトルバスが20~25分間隔で運行しているため便利です。
朝鮮通信使祭り
朝鮮通信使祭りは、江戸時代に朝鮮と日本を12回も行き来した朝鮮通信使と朝鮮通信使の行列を再現する釜山の祭りです。
朝鮮通信使は、李氏朝鮮王朝の時代に日本に派遣された大規模な平和使節団で、両国に大きな影響を与えました。
国書を持参する官僚や医師・画家・技芸団員などさまざまな人が派遣されました。



目の前で繰り広げられる朝鮮通信使の再現パレードは盛大で見る価値があります。
また、2025年の朝鮮通信使船は大阪・関西万博に合わせて大阪を経由して、当時と同じルートをたどる予定です。
大邱薬令市韓方文化祭り
大邱薬令市韓方文化祭りは、大邱薬令市で開催される伝統韓方文化体験祭りです。
韓国はもちろん日本や中国・ロシア・ヨーロッパまで韓方薬材を世界的に流通させました。
お祭りでは、現地の活気的な市場の雰囲気を満喫できます。



韓方医の無料診察や韓方足湯体験・韓方餅つきなどさまざまな韓方体験ができます。
お祭りの期間以外でも、韓医薬博物館では常時韓方体験ができるため、興味がある方は足を運んでみてくださいね。
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