8月の韓国旅行は台風に注意!?費用・服装・イベント情報を徹底解説

8月の韓国は、真夏の太陽が降り注ぐエネルギッシュな季節。
海辺でのバカンスや夜市イベントなど、夏ならではの特別な楽しみ方が満載です。

学生にとっては夏休みですし、長期休暇を取れる仕事なら長期滞在もできそうですよね!

一方で、8月の韓国は猛暑や台風など、事前に知っておきたい注意点も多々あります。

この記事では、8月の韓国旅行の気候や服装、費用、注意点を詳しく解説します。

目次

8月の韓国旅行の気候と対策

8月の韓国は、一年の中で最も暑い時期にあたります。

梅雨が終わり、日差しが照り付ける暑さが特徴的なので熱中症対策は必須です。

また、8月は台風シーズンでもあり、まれに大雨や強風に見舞われることもあります。
旅行前には天気予報や台風情報をしっかりチェックしましょう。

8月の韓国の気温

韓国の夏はどのくらい気温が上がるのでしょうか。
以下の表は韓国の主要7都市の8月平均気温です。

都市名8月平均気温降水量
 ソウル26.1348.3
 釜山26.1266.5
 仁川25.9212.2
 春川25.0320.0
 大田26.0299.9
 浦項26.0230.3
 済州27.2267.0
8月の韓国主要都市の気温

参考:気象庁の世界の地点別平年値

8月の韓国の平均気温はどの都市も25℃を超えているのが分かります。

最高気温が30℃を超える日も珍しくなく、日本の関東に似た厳しい暑さが続きます。

外出時にはこまめな水分補給を忘れずに!

梅雨は明け、7月と比べると本格的な真夏が到来するため、日中の屋外観光には十分な暑さ対策が必要です。

韓国の8月は台風シーズンでもあります。

日本ほど台風が到来しやすいわけではありませんが、稀に強風や大雨に見舞われることがあります。
台風の影響で飛行機が欠航する可能性もあるので、スケジュールに余裕を持たせておくと安心です。

おすすめの服装

8月に韓国旅行をする際のおすすめの服装を紹介します。

  • Tシャツ
  • ワンピース
  • 薄手の上着
  • 帽子
  • サングラス
  • 日傘
  • サンダル
  • スニーカー

8月の韓国は強い日差しと高温多湿な気候が特徴です。
通気性・速乾性の高いTシャツやリネン素材のワンピースなど、軽やかな服装がおすすめです。

暑さ対策と同時に、紫外線対策も必須ですよ!

屋外では肌を守るために、長袖シャツや薄手のパーカーを羽織ったり、日傘を持ち歩くのも効果的です。

室内では冷房が効きすぎていることもあるため、薄手の上着があると快適に過ごせます。

足元は、通気性の良いサンダルやスニーカーを選び、歩きやすさも重視しましょう。

必須アイテム

8月の韓国旅行の必須アイテムを紹介します。

  • 帽子
  • サングラス
  • 日焼け止め
  • 日傘
  • ハンディ扇風機
  • 冷感タオル
  • ネッククーラー
  • 水筒
  • マイボトル
  • 折り畳み傘

8月の韓国は猛暑なので、暑さ対策と紫外線対策が必須です。

暑さ対策には、日差しを防ぐための帽子やサングラス、日焼け止めが欠かせません。
ハンディ扇風機や冷感タオル、ネッククーラーなどの涼感グッズも持っていくと良いでしょう。

8月の韓国は台風の影響で急な雨が降ることもあります。

紫外線対策の日傘は晴雨兼用のものを持っていくと、急な雨にも対応できるので一石二鳥ではないでしょうか。
また、8月の韓国の熱中症対策には水分補給も忘れてはいけません。

水筒やマイボトルを持参するのもおすすめですが、中に液体が入っていると空港の保安検査場で没収されてしまう場合もあります。

ただ、基本的にボトルの素材について制限はなく、中身が空であれば問題ありません。

ボトルのサイズ制限などは事前に航空会社に確認しておきましょう。

これらのアイテムを上手に活用すれば、8月の韓国旅行を快適に乗り切ることができます。

8月の韓国旅行の費用

8月は日本と同様に韓国でも夏休みシーズンにあたるため、旅行費用は年間でも特に高騰する時期です。

特に7月下旬から8月中旬にかけては、航空券とホテル代がピークを迎えます。

8月は繁忙期なので、通常期に比べると渡航費と宿泊費は1.5〜2倍にのぼることもあります。

関西国際空港ー仁川国際空港間で航空券を調べると、通常期は1万円程の航空券が、8月は2万円前後になっていました。
単純計算で約2倍なので、渡航費だけでもかなり高くなってしまいそうです。

これはLCC(格安航空会社)の場合なので、航空会社によってはもっと高くなる可能性もあります。

ホテル代も同様で、ソウル市内の中級ホテルで1泊10,000円〜18,000円です。
リゾート地やビーチエリアの宿泊施設ではさらに高額になる傾向があります。

観光地の入場料や交通費、飲食費は通常期と大きな違いはありません。

航空券やホテル代は出発日が近づくほど高くなりやすく、予約が埋まってしまう可能性も高いです。
8月に韓国旅行を計画するなら、なるべく早めに航空券・ホテルを予約しましょう。

また、セールやパッケージツアーなどを利用すると、費用を安く抑えることができるかもしれません。

8月の韓国旅行の混雑状況

8月は韓国国内の学校の夏休み期間とも重なります。
そのため、主要観光地やショッピングエリアは多くの観光客と地元の人々で大変混雑します。

特に人気のスポット(明洞、弘大、南山タワー、海雲台ビーチなど)は、日中から夜遅くまで混雑が続くことが予想されます。

8月には韓国の国民的祝日もありますね。

韓国の8月15日は「光復節(独立記念日)」という国民的祝日です。

国内旅行者の移動も活発になるため、前後数日はホテルや交通機関も特に混雑します。
この時期に旅行をする場合は、ホテルの早期予約はもちろん、KTX(高速鉄道)やバスなどの移動手段も事前に手配しておくと安心です。

8月は猛暑のため、屋外イベントや観光地では早朝や夕方以降に人が集中する傾向があります。

日中の屋外は比較的人が少ないかもしれませんが、熱中症が気になりますよね。
そのため、できるだけ朝早めの時間帯に屋外スポットを回ることをおすすめします。

暑さが厳しい日中はカフェやショッピングモールなど涼しい場所で過ごすプランを組むと、快適に過ごすことができるのではないでしょうか。

8月の韓国旅行の楽しみ方【イベント・フェスティバル】

8月の韓国は、暑さにも負けないエネルギッシュなイベントやフェスティバルが各地で開催されます。

各地のイベントを回って、”韓国の夏”を感じましょう!

8月の韓国で開催されるイベント
  • 漢江(ハンガン)サマーフェスティバル
  • 夜市(ナイトマーケット)
  • ビーチフェスティバル

まず注目したいのが、ソウル市内で行われる各種サマーイベントです。

代表的なものには、ソウル広場や漢江周辺で開かれる野外コンサートや、夜市(ナイトマーケット)があります。

特に「漢江サマーフェスティバル」では、夜になると屋台やフードマーケットなどが立ち並び、とても賑やかです。
猛暑の厳しい8月でも、夜の川辺は比較的涼しいので快適に楽しむことができますよ。

釜山では、8月を代表する夏のイベントとしてビーチフェスティバルが開催されます。

昼間はマリンスポーツなどが盛り上がり、夜にはビーチ沿いでライブステージや花火大会も実施されます。
家族連れからカップルまで幅広い層に人気です。

済州島でも8月は観光シーズンのピークを迎え、各リゾート地でプールパーティやサマーフェスティバルが開催されます。

自然豊かな済州島では、日中はアクティビティを楽しみ、夜はリゾートホテルで音楽イベントを満喫するプランが人気です。

韓国の夏のイベントは何も主要都市だけではありません!

地方都市では、伝統的な夏祭りも行われています。
例えば、江陵(カンヌン)や春川(チュンチョン)などでは、地元色の強い小規模な夏祭りが開催され、韓国ならではの夏の風情を体感できます。

このように、8月の韓国では都市ごとに特色あるイベントが盛りだくさんです。

事前にスケジュールを確認して、行きたいイベントに合わせて旅行の計画を立てるのがおすすめですよ。

8月の韓国旅行の注意点

8月に韓国旅行をする場合、以下のような点に注意する必要があります。

  • 猛暑と湿気への対策が必須
  • 台風で計画が狂うことも
  • 韓国の祝日はより混雑しやすい

猛暑と湿気への対策が必須

8月の韓国旅行では、猛暑と湿気への対策が欠かせません。

特に日中は気温が30℃を超える日も多く、紫外線も非常に強いです。
熱中症や日焼けを防ぐための準備は必須と言えるでしょう。

帽子やサングラス、日焼け止めクリームを常備し、こまめな水分補給を心がけましょう。

外出の際は、日中の観光を避け、早朝や夕方の比較的涼しい時間帯に活動するのも賢い選択です。

混雑していると気温以上に体感温度が上がりやすいです。
熱中症対策はやりすぎなくらいがちょうどいいと思いますよ!

台風で計画が狂うことも

8月の韓国は台風が接近する時期でもあります。

旅行前には天気予報を必ずチェックし、万が一に備えて旅程を柔軟に変更できるような計画を立てておくと安心です。

悪天候により飛行機が欠航したり、現地の鉄道が運休する可能性もあります。

天気はこまめに確認して、臨機応変に旅行計画を変更しましょう。

8月航空券が高く設定されているので、LCCを利用する人も少なくありません。

しかし、LCCはその安さから欠航時の対応が十分でない可能性もあります。

渡航費の節約はもちろん大切ですが、欠航した時の代替便が用意されるかどうかなどは事前にしっかりチェックしておきましょう。

韓国の祝日はより混雑しやすい

8月15日は「光復節(独立記念日)」であり、韓国の国民的祝日です。

その前後である8月12日〜8月18日あたりは国内外からの観光客で混雑が激しくなります。

観光客だけでなく、地元の人もごった返します。韓国の8月の混雑はここがピークです。

混雑をできるだけ避けたい場合は、8月15日前後を避けて計画を立てると良いでしょう。

この期間に旅行を計画する場合は、ホテルや交通機関の予約を早めに済ませ、当日はスケジュールに余裕を持って行動することをおすすめします。

8月の韓国旅行は暑さもイベントも満喫!

8月の韓国旅行は、真夏ならではの魅力が満載です。

ビーチリゾートや夏祭り、ナイトマーケットなど、暑さを吹き飛ばす楽しいイベントが各地で開催されます。
夏の思い出作りには絶好のチャンスと言えるでしょう。

一方で、猛暑や台風、観光地の混雑といったリスクにも注意が必要です。

8月に韓国に行く際は、服装や持ち物で暑さ対策をしっかり行いましょう。
台風対策としては、余裕を持ったスケジュールを組むことがおすすめです。

事前準備を万全にしておくことで、韓国旅行を快適で充実した旅にできるのではないでしょうか。

暑さに負けず、8月の韓国を感じて来てくださいね!

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