【完成】11月の韓国旅行の気温・料金・おすすめスポットを詳しく解説

11月は韓国旅行に最適な時期のひとつ。
紅葉のピークが終盤を迎え、冬の始まりを感じられるこの季節は、観光やグルメを満喫するにはぴったりです。

ただし、日本と比べて気温が低いため、服装選びや持ち物には注意が必要です。

この記事では、11月の韓国旅行に役立つ気候情報やおすすめの服装、イベントをわかりやすく紹介します。

目次

11月の韓国の気温

11月の韓国は、秋の終わりから冬の入り口へと移り変わる時期です。

気温は日本の12月上旬~中旬に近く、朝晩の冷え込みが厳しくなってきます。紅葉のピークが終盤を迎え、都市部では落葉が始まる頃です。

観光には適した季節ですが、防寒対策をしっかりしておくことが重要です。

ソウル・釜山など主要都市の平均気温

都市平均気温(℃)降水量(mm)
ソウル7.252.0
釜山12.042.0
仁川7.546.0
春川6.351.0
大田8.448.0
浦項10.243.0
済州島13.656.0

11月のソウルでは、月初めで10℃前後、月末には0〜5℃前後まで冷え込む日も出てきます。

最高気温は10〜13℃ほどある日もありますが、朝晩は氷点下近くになることも珍しくありません。
空気は乾燥し始め、冬の足音が近づいていることを感じさせる気候です。

一方、韓国南部に位置する釜山はやや温暖で、11月の平均気温は8〜15℃程度。
ソウルよりも2〜4℃ほど高く、体感的にも少し過ごしやすいですが、やはり朝晩はしっかり冷え込みます。

同じ韓国でも地域によって気温差があるため、旅行前には目的地ごとの天気予報を確認しておくのが安心です。

降水量は比較的少ない

11月の韓国は降水量が少なく、比較的晴れの日が多い時期です。
台風や長雨の心配が少ないため、屋外観光にはとても適しています。

ただし、日差しがあっても風が冷たい日が多く、特に北風が強い日は体感温度が一気に下がります。

また、11月は本格的に空気が乾燥し始めるため、肌荒れや喉の乾燥に注意が必要です。

加えて、PM2.5や黄砂の影響が出始める時期であることも覚えておきましょう。
PM2.5に対応したマスクを用意しておくことをおすすめ

11月の韓国旅行におすすめの服装

11月の韓国は地域によって寒さのレベルが異なりますが、全体的に日本より一段階寒く、本格的な冬の始まりを感じさせる気候です。

特に朝晩は気温が一桁台まで下がるため、観光中も冷え込むことを前提に服装を選ぶことが大切です。

ソウル・仁川・北部エリアの場合

ソウルや仁川、春川などの北部では、11月になると最低気温が0℃近くまで下がる日も増えてきます。

昼間は10℃前後まで上がることもありますが、風が冷たく、体感温度はさらに低く感じられます。

ヒートテックなどのインナー+ニット+厚手のコートという3層構造の服装がおすすめです。
トレンチコートではなく、ウールや中綿入りのロングコートを選ぶと安心です。

女性の場合、足元はタイツや裏起毛レギンスを合わせ、ブーツでしっかり防寒を。
さらに、屋外観光が多い日は手袋やマフラーを持参すると快適に過ごせます。

室内施設やカフェなどでは暖房がしっかり効いているため、脱ぎ着しやすい服を選ぶこともポイントですよ。

ホテルやカフェで過ごす時間が長い方は、インナーや羽織もので体温調節しやすいコーデを心がけましょう。

釜山・済州島など南部エリアの場合

釜山や済州島といった南部エリアでは、北部に比べて若干暖かく、11月の平均気温は10〜15℃前後です。
ただし、海風が強く吹くため、実際の気温よりも寒く感じることがあります。

日中は厚手のニットにライトダウンや中綿ジャケットでも十分過ごせる日がある一方で、朝晩や雨の日は冷え込みます。

ロング丈のアウターや、風を通しにくい素材のアウターを1枚用意しておくと安心ですよ。

旅行中におしゃれを楽しみたい方は、ニットワンピースやロングスカートにブーツを合わせたコーディネートが人気

韓国でも街中では落ち着いた色味の冬コーデが増える時期なので、ベージュ・ブラウン・ネイビー系のアイテムが街になじみます。

防寒とおしゃれを両立するために、ストールやレッグウォーマーなども取り入れると気温差にも対応しやすくなります。

11月は安く韓国旅行できる!

11月の韓国旅行は、年間を通して比較的費用を抑えやすい時期です。
紅葉シーズンの終盤にあたり、観光客も落ち着いてくるため、航空券やホテルの価格が下がる傾向があります。

11月の料金シミュレーション

項目費用の目安(円)補足内容
航空券25,000〜35,000LCC利用・早割でさらに安くなる。平日出発が狙い目
宿泊費12,000〜18,000中価格帯ホテル2泊分。立地や設備によって差がある
食費5,000〜7,000ローカルグルメやカフェ利用を含む。高級店利用なしの場合
交通費約2,000T-moneyチャージで地下鉄・バス移動をカバー
通信費約1,000〜2,000韓国用eSIMやWi-Fiレンタル(割引キャンペーンあり)
観光・体験3,000〜6,000展望台・韓服体験・テーマパークなどに使う場合
ショッピング5,000〜10,000コスメ・おみやげ代など。予算は個人差あり
合計53,000〜80,000飛行機の時期や宿のグレードで大きく変動。節約次第で5万円台も可能

11月の韓国は、ゴールデンウィークや夏休み、年末年始といった繁忙期と比べると、明らかに航空券とホテルの価格が安くなります。

特に11月中旬以降は紅葉もピークを過ぎ、旅行客が少なくなるため、料金が落ち着くタイミングです。

例えば、東京〜ソウル間の往復航空券は、繁忙期だと6万〜8万円かかることもありますが、11月は早めに予約すれば2万〜4万円台で見つかることも。

ホテルに関しても、ソウル市内の3〜4つ星クラスで1泊7,000円〜1万円前後、ゲストハウスやカプセルホテルなら4,000円台も狙えます。

旅行予約サイトのセールやキャンペーンを利用すれば、いつもよりワンランク上のホテルをお得に泊まれるチャンスもあります。

旅行全体の予算感としては、2泊3日の短期旅行なら5万〜7万円台で楽しめる可能性もあり、「ちょっと贅沢したい女子旅」にもおすすめの時期です。

やり方次第でさらに節約可能

11月に韓国旅行をよりお得に楽しみたいなら、出発日の1〜2ヶ月前には航空券を予約しておくのが鉄則です。

また、AgodaTrip.comなどの宿泊予約サイトでは、事前決済で割引されるプランやキャッシュバック特典も活用できます。

口コミ評価の高いホテルでも、早期割引ならかなりお得に宿泊できることがあります。

人気記事をチェック

また、平日出発&平日帰国にすれば、航空券がさらに安くなりやすいため、有給休暇を活用した平日旅行も検討の価値あり。

混雑を避けられる点でも、女性一人旅や友達とのんびり過ごす旅にはぴったりです。

11月の韓国旅行で楽しめるイベント・お祭り

11月に韓国を訪れる旅行者にとって、季節の移り変わりを感じながら楽しめるイベントやお祭りは魅力的な体験となります。

2025年11月に開催予定の主なイベントやグルメフェスティバルを紹介します。

ソウルランタンフェスティバル

ソウルの中心部、清渓川(チョンゲチョン)一帯で毎年開催される「ソウルランタンフェスティバル」は、11月の夜を彩る幻想的なイベントです。

項目内容
イベント名ソウルランタンフェスティバル(Seoul Lantern Festival)
開催時期例年11月上旬〜中旬
開催場所ソウル・清渓川(チョンゲチョン)沿い
開催時間日没〜22:00頃まで(予定)
入場料無料
見どころ・伝統的な韓国ランタン
・現代アート風ランタン
・テーマ性のある展示
アクセス地下鉄1号線「鐘閣駅」または2号線「乙支路入口駅」から徒歩圏内
公式サイトhttps://stolantern.com/
備考混雑時は一方通行の観覧ルートになることがあるため、平日の訪問がおすすめ

韓国の伝統的な物語や神話をテーマにしたランタンが並び、川沿いを歩きながらライトアップされた作品を鑑賞できます。

写真映えするスポットが多く、カップルや家族連れ、女子旅にも人気です。2025年も例年通り11月上旬から中旬にかけて開催される見込みです。

カフェショーソウル2025

カフェショーソウル2025は、アジア最大級のコーヒーとカフェ産業の展示会で、バリスタやカフェ経営者はもちろん、カフェ好きな一般客も多く訪れるイベントです。

各国のコーヒーブランドの試飲ができるほか、ラテアート体験、スイーツ試食コーナー、新作のコーヒー器具展示など、1日中楽しめます。

項目内容
イベント名カフェショーソウル2025(Cafe Show Seoul 2025)
開催期間2025年11月19日(水)〜11月22日(土)
開催場所COEX(ソウル市・江南エリア)
開催時間午前10:00〜午後6:00(予定)
入場料有料(前売券・当日券あり。事前登録推奨)
見どころ・世界中のコーヒー豆やマシンの展示・バリスタショー・カフェ関連の最新トレンド紹介
アクセス地下鉄2号線「三成駅」から地下直結
公式サイトhttps://www.cafeshow.com/
備考試飲ブースやお土産購入も可能/外国人向け通訳対応あり

ソウルミュージックフェスティバル

ソウルミュージックフェスティバルは、K-POP・ジャズ・クラシック・インディーズなど、さまざまなジャンルの音楽を一堂に楽しめる都市型フェスです。

毎年秋に開催されるイベントで、ソウル市内の複数の会場でライブパフォーマンスやフリーマーケット、ワークショップが行われるため、音楽好きはもちろん、街歩きやカフェ巡りが好きな旅行者にもおすすめです。

ハンガン(漢江)を背景にした開放的な雰囲気の中で、アーティストの生演奏を楽しめるロケーションは、写真映えも抜群です。

フェスの一部は無料で楽しめるため、11月のソウル旅行のスケジュールに気軽に組み込むことができます。

項目内容
イベント名ソウルミュージックフェスティバル(Seoul Music Festival)
開催時期例年11月上旬(2025年は公式発表待ち)
開催場所ノドゥル島、ソウル広場、清渓川沿いなど複数会場
開催時間イベントにより異なる(主に午後〜夜)
入場料無料(一部有料公演あり)
見どころ・K-POP、ジャズ、クラシックなど多ジャンルのライブ・漢江を望む屋外ステージ・フードトラックやマルシェ
音楽好き度★★★★★(幅広いジャンルを楽しみたい方におすすめ)
アクセス地下鉄9号線「ノドゥル駅」など各会場により異なる
公式情報ソウル市のイベント情報ページにて随時公開(Visit Seoul等)
備考雨天決行/週末は混雑するため早めの到着がおすすめ

11月に見頃を迎える紅葉スポット

11月は韓国の紅葉が最終章を迎える季節で、特に月の前半が見頃のピークとなります。

韓国旅行で紅葉スポット巡りもいいですよね。

都市部なら南山や北漢山、自然に包まれたい方は内蔵山や雪嶽山など、目的に合わせて紅葉スポットを選んでみてください。

旅行スケジュールにうまく組み込めば、思わず写真に収めたくなるような秋色の風景に出会えるはずです。

北漢山(プッカンサン)

ソウル北部に位置する北漢山国立公園は、初心者向けから上級者向けまで多様な登山ルートが整備された自然豊かなエリアです。

11月上旬には山全体が紅葉で赤く染まり、壮大な岩肌とのコントラストがとても美しいと評判。
短めのハイキングコースを選べば、気軽に紅葉を楽しむことができます。

項目内容
スポット名北漢山(プッカンサン)国立公園
スポット名262 Bogungmun-ro, Seongbuk District, Seoul, 韓国
アクセス地下鉄3号線「旧把撥駅」または「独立門駅」からバスで登山口へ
紅葉の見頃10月下旬〜11月上旬
主な見どころ・紅葉に包まれる岩山の絶景
・初心者向けハイキングコース多数
おすすめ度★★★★★(自然と紅葉を満喫したい方に最適)
歩きやすさ★★★★☆(コースによって難易度に差あり。初心者向けコースも充実)
所要時間軽いハイキングで約2〜3時間
備考紅葉シーズンは平日でも混雑するため、午前中の訪問がおすすめ

南山公園(ナムサンコンウォン)

ソウルの中心部に位置する南山(ナムサン)公園は、Nソウルタワーへと続く散策路が紅葉で彩られる秋の人気スポット

舗装された道なのでスニーカーでも歩きやすく、ライトアップされた紅葉を夜景と一緒に楽しむのもおすすめです。
都市型紅葉を気軽に楽しみたい方にぴったりです。

項目内容
スポット名南山公園(ナムサンコンウォン)
所在地231 Samil-daero, Jung District, Seoul, 韓国
アクセス地下鉄4号線「明洞駅」から徒歩または循環バスでNソウルタワー方面へ
紅葉の見頃10月下旬〜11月上旬
主な見どころ・紅葉に染まる散策路・Nソウルタワーとのコラボ絶景・夜のライトアップ
おすすめ度★★★★☆
(ソウル市内で気軽に紅葉を楽しみたい方に)
歩きやすさ★★★★★
(舗装された道でスニーカーでもOK)
所要時間散策で1〜2時間程度(途中でカフェ休憩も可能)
備考夜景と紅葉のライトアップを一緒に楽しめるのが魅力

内蔵山(ネジャンサン)

全羅北道にある内蔵山国立公園は、韓国でもトップクラスの紅葉名所として知られています。

渓谷に沿って広がる紅葉はまさに圧巻。特にネジャン寺(内蔵寺)へ続く道は、赤と黄色のトンネルのようで、フォトジェニックな景色を求める旅行者に人気です。

シーズン中は観光バスも多く出ており、アクセスしやすいのも魅力です。

項目内容
スポット名内蔵山(ネジャンサン)国立公園
所在地936 Naejangsan-ro, Jeongeup-si, Jeonbuk State, 韓国
アクセスソウルから高速バスで約3時間(井邑バスターミナル下車後、バスで公園入口へ)
紅葉の見頃10月下旬〜11月中旬
主な見どころ・ネジャン寺(内蔵寺)への紅葉トンネル
・渓谷沿いの遊歩道の景観
おすすめ度★★★★★(韓国屈指の紅葉名所として人気)
歩きやすさ★★★★☆(舗装された道が多く、初心者でも安心)
所要時間散策で2〜3時間(寺院見学・撮影含む)
備考紅葉シーズンは観光バスが多数運行されるため、事前予約がおすすめ

雪嶽山(ソラクサン)

江原道(カンウォンド)にある雪嶽山は、韓国屈指の自然美を誇る国立公園。

紅葉シーズンは特に人気で、ロープウェイから眺める赤く染まった山々はまさに絶景です。
登山まではしなくても、入り口周辺の散策路だけでも充分に紅葉を楽しめるため、体力に自信がない方でも安心です。

項目内容
スポット名雪嶽山(ソラクサン)国立公園
所在地江原道 束草市・麟蹄郡・襄陽郡 一帯
アクセスソウルから高速バスで約2時間30分(束草バスターミナル→市内バスで登山口へ)
紅葉の見頃10月中旬〜11月上旬(標高によって変動あり)
主な見どころ・ロープウェイからの紅葉パノラマ
・新興寺や渓谷沿いの紅葉散策路
おすすめ度★★★★★
(スケールの大きな絶景を楽しみたい方に)
歩きやすさ★★★☆☆
(軽い散策〜本格登山までコースが多彩)
所要時間ロープウェイ+散策で2〜3時間/登山なら半日〜1日
備考紅葉シーズンは早朝から混雑するため、早めの出発がおすすめ

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次