6月の韓国は日本と同じく初夏の暖かな陽気を感じる季節です。
日中の気温は30℃近く上がるため、暑いと感じる人もいるでしょう。
6月の韓国旅行は晴れることが多いですが、雨の日もあるため注意が必要です。

渡航前に必要な準備をして韓国旅行を楽しみましょう。
この記事では、6月の韓国旅行の気温や梅雨入りの時期、注意点を詳しく解説します。
6月の韓国旅行の気候


6月の韓国は気温が上昇して本格的に暑くなり始めます。
日差しが強くなるので、紫外線対策は必須です。



6月上旬は梅雨入り前の比較的安定した天気が続きます。
一方で、太平洋側では台風の影響で急な豪雨や強風に見舞われることもあるため、注意が必要です。
6月下旬になると梅雨入りし、旅行中に雨が降ることが多くなります。
また、6月といえども夜間は冷えることもあるため要注意です。
6月の韓国の気温
6月の韓国・ソウルの平均気温は22.7℃ですが、日中は蒸し暑い日が続きます。
以下の表は韓国の主要7都市の6月平均気温です。
都市名 | 6月平均気温 | 降水量 |
---|---|---|
ソウル | 22.7 | 129.6 |
釜山 | 21.1 | 188.4 |
仁川 | 21.5 | 100.6 |
春川 | 22.2 | 122.9 |
大田 | 22.8 | 167.3 |
浦項 | 21.9 | 126.6 |
済州 | 21.7 | 171.3 |
平均気温は南部でも22℃前後と涼しいですが、日中はぐんぐん気温上昇し30℃近くまで上がります。
一方で、最低気温は15℃~23℃程度で日中と夜間で気温が大きく異なります。
そのため、上記の平均気温と降水量はあくまでも目安にしてください。
また、6月上旬と下旬でも気温が変わります。
6月上旬は晴れて暑い日が多く、雨が降る日も多くありません。
一方で6月下旬になると、梅雨が始まり雨の日が増えて湿度も高くなります。



雨が降るとかなり湿度が高くなり蒸し蒸しするので、注意してくださいね。
着用必須アイテム
6月の韓国で着用必須アイテムは以下の通りです。
- 帽子
- サングラス
- 日焼け止め
- 薄手の上着
- 折り畳み傘
- レインシューズ
- レインコート
6月の韓国は紫外線が強くなるので、UVカットできるアイテムを忘れず準備しましょう。



6月は突然の風雨に遭うこともあるので、折り畳み傘などの雨具を持って行くといいですよ。
特に6月下旬に韓国へ行く場合は、雨具の準備と天気のチェックを怠らないように注意しましょう。
おすすめの服装
6月に韓国へ旅行するときのおすすめの服装を紹介します。
- Tシャツ
- 薄手の上着
- 帽子
- サングラス
- 日傘
- 折り畳み傘
- スニーカー
- レインシューズ



持って行く服が決まらない方は、上記の服装をぜひ参考にしてくださいね。
6月は日中気温が上昇するため、日本と同じく半袖やTシャツで十分です。
肌触りの良い軽い素材のトップスがおすすめです。
一方で、紫外線対策に帽子やサングラス・日傘などもおすすめです。
特に景福宮のような屋外の広い観光地では直射日光が強いので、注意しましょう。
観光地で歩き回るならボトムスはデニムパンツ、靴はスニーカーで動きやすい服装をおすすめします。
折り畳み傘は晴れの日も雨の日も使える折り畳み傘を持って行くと良いでしょう。
韓国の梅雨入りはいつ?


韓国の梅雨入りは6月下旬です。
日本と同じようにじめじめとしていて湿度が高いです。
しかし、日本の梅雨とは異なり夕方に雷雨になるなど短時間に激しく降ることがあります。
急に雷雨になって雨が激しく降りしきるので、風邪をひかないようにくれぐれも注意してください。
道路に雨水が溢れて、通行者がショートパンツと素足にサンダルの格好でジャブジャブ歩く姿も見かけます。



濡れやすいワイドパンツやロングスカートより、ショートパンツやひざ丈のスカートのほうがおすすめです。
濡れてしまったらすぐに身体を冷やさないように、タオルで拭いたりや上着を着たり対策をしましょう。
ショッピングモールや大型複合モールなどでがさまざまな施設が併設しており、駅と直結しているので、雨に濡れる心配がありません。
6月の韓国旅行の費用


6月の韓国旅行の費用はツアーや個人旅行・旅行日数・移動手段などで変動します。
基本的には航空費や宿泊費・交通費・食費などがかかります。
土日出発の便の場合は片道2万円ほどします。
航空券をagodaで関西国際空港ー仁川国際空港間のものを検索したところ、平日出発の便だと片道1円程度でした。
また、土曜日は片道1.7万円程度、日曜日は片道2.2万円程度しました。



6月下旬の航空券は土日でも1.2万円程度だったので、早めに予約すれば安く購入できます。
6月は連休がないため、5月のゴールデンウイークのころに比べればかなりお得に渡韓できます。
宿泊費もagodaで検索したところ平日でも土日でも1泊約1万円から必要です。
そのため、格安で韓国旅行したいのなら、できるだけ早めに平日の航空券を買うのがおすすめです。
6月の韓国旅行の注意点


6月に韓国旅行する場合、注意点が以下の3つあります。
- 雨の日が多い
- 紫外線が強くなる
- 室外と室内の気温差が激しい
- 祝日は時短営業になるかもしれない
雨の日が多い
6月は4月や5月に比べて雨の日が増えます。
雨傘やレインコートなどの雨具は必須です。
しかし、時には激しい雨が降ることもあるので、必要に応じて長傘を準備しましょう。



足元はレインシューズを履くと雨に濡れる不快感を覚えず観光を満喫できますよ。
濡れても大丈夫な服装で旅行を楽しみましょう。
紫外線が強くなる
6月上旬は梅雨入り前で比較的安定した天気が続きます。



夏に近づき気温が上昇するため、日差しや紫外線が強くなります。
しかも、日本よりも日の入りが1時間ほど遅く、夜8時ころまで日が沈みません。
釜山の観光地である海雲台や広安里などの海辺の場合、海や砂浜からの照り返しで日焼けすることもあるので、釜山に旅行する人は念入りに紫外線対策をしましょう。
また、韓国で肌管理を含む美容施術を受ける場合、術後に直射日光を浴びてはいけません。



紫外線が肌トラブルのもとになるので、必ず日焼け止めなどを使用して、肌を守ってくださいね。
室外と室内の気温差が激しい
6月の韓国では室内の冷房が強く、室外と室内の気温差が激しく感じます。
また、夜間に気温が下がることもあります。
特に梅雨の時期は雨が続き夜に気温が下がりがちなので、半袖やショートパンツだけでは不十分です。



6月下旬の梅雨の時期はもちろん、上旬であっても長袖や上着で気温差の対策をしましょう。
祝日は時短営業になるかもしれない
韓国では6月6日に「顕忠日」という祝日があります。
当日は政府主催の追悼行事が国立墓地「国立ソウル顕忠院」で行われ、国民も黙祷を捧げる人が多いです。
観光への影響は大きくありませんが、一部の公共施設や商業施設などが時短営業する可能性があります。



6月6日に韓国旅行に行く予定の人は、事前に観光する施設の営業時間を確認しましょう。
しかし、基本的にはほとんどの飲食店や観光地では通常通りの営業をしているので、大きな影響はないでしょう。
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