韓国のタクシーアプリおすすめ4選！日本人に使いやすいのはどれ！？

韓国旅行中にタクシーで移動できたら便利ですよね。

しかし、韓国旅行で「どうやってタクシーに乗ればいいの？」「韓国のタクシーについて知りたい」と悩む方も多いです。

そこで本記事では、韓国のおすすめタクシーアプリ4選と知っておくべき韓国のタクシーについて紹介します。

韓国のおすすめタクシーアプリ4選

韓国のおすすめタクシーアプリは以下の4つです。

項目	Kakao T	k.ride	TADA	Uber
迎車料金	なし	あり （手数料とサービス料）	なし	なし
タクシー数	多い	多い	少ない	普通
ネット決済	韓国発行のクレジットカードのみ	あり	あり	あり
車種指定	可能	可能	可能	可能
日本語対応	あり	あり	なし	あり

韓国のおすすめタクシーアプリを表にまとめました。

Kakao T

項目	内容
アプリ名	Kakao T（카카오 T）
提供会社	Kakao Mobility（カカオモビリティ）
対応エリア	韓国全域（ソウル・釜山・済州など主要都市対応）
対応言語	韓国語・英語（アプリ内設定で切替可能）
主な機能	タクシー配車・ナビ・駐車場検索・バス／電車時刻案内など
支払方法	現地決済（現金／クレカ） ※アプリ内登録で事前決済も可能（韓国国内発行カード推奨）
利用登録	韓国の電話番号なしでも利用可能（※一部制限あり）

Kakao Tは、韓国の会社「カカオ」が提供するタクシーアプリです。

韓国国内の多くのタクシーがこのアプリに対応しているので、韓国どこでも利用可能です。

ドライバーの運転や車両の点検などを厳密に審査し、安全性を重要視しています。

Kakao Tは日本語対応できるタクシーや車種の指定なども可能です。

レンタル自転車や宅配サービスなどにの機能も備わっており、さまざまなニーズに応えます。
支払い方法は、現金とクレジットカードに加えて複数の方法があり、選ぶことが可能です。

注意点として、クレジットカードは韓国のもののみ登録可能で、日本のクレジットカード支払いはできません。

タクシーの移動距離に応じて自動的に料金が決まるため、不正請求を防ぎます。
ただし、アプリの登録にはカカオメールが必要で、韓国以外では使いづらいアプリです。

k.ride

項目	内容
アプリ名	k.ride（케이라이드）
提供会社	ロッテモビリティ（Lotte Mobility）
対応エリア	ソウルを中心にサービス展開（順次拡大中）
対応言語	日本語・韓国語・英語・中国語（アプリ起動時に選択可能）
主な機能	タクシー配車・目的地検索（多言語対応）・リアルタイム料金表示
支払方法	アプリ内決済（クレジットカード登録） ※日本のクレカ対応済／TAX REFUND対応タクシーあり
利用登録	韓国の電話番号なしで登録可能（旅行者向け仕様）

k.rideは外国人でも簡単にタクシーが呼べるタクシーアプリです。
kakaoTが提供している外国人専用のタクシー配車サービスです。

英語・中国語（簡体字）・中国語（繁体字）・日本語が選択でき、運転手とチャットでやりとりできます。

kakaoTと連携しているため配車がスムーズで、車種も選択可能です。

予想料金は設定した言語に従って、ドル・円・人民元で表示されます。

ただし、利用できる国は韓国国内に限られます。

将来的にはグローバル進出を目指し、利用できる国を約30カ国拡大する予定です。

TADA

項目	内容
アプリ名	TADA（타다）
提供会社	VCNC（ビーシーエヌシー）
対応エリア	ソウル・仁川・京畿道などの都市部中心
対応言語	韓国語（英語は一部メニュー対応）
主な機能	プレミアム配車・バン型車両・アプリ内ルート表示
支払方法	アプリ内決済（韓国国内発行カード推奨） ※一部国際クレカ対応あり
利用登録	韓国の電話番号が必要（観光客は利用に制限あり）

TADAは、2018年ころからサービスを開始した比較的新しいタクシーアプリです。

比較的大きい車両で、サービスが丁寧だと高評価を得ています。

全車両空気清浄フィルターの設置しており、スマートフォンを充電したり、音響や照明を変えたりできるタクシーも多いです。

決済方法はクレジットカードのみで、現金やその他のキャッシュレス決済は使えません。
日本のクレジットカードも利用できて、自動決済されます。

日本語を含む5カ国語対応しており、韓国語が得意でない観光客におすすめです。

ただし、タクシーの対応範囲は主要都市に限られています。

Uber

項目	内容
アプリ名	Uber（ウーバー）
提供会社	Uber Technologies Inc.
対応エリア	ソウル・仁川・釜山など一部都市（Tマップタクシーと提携）
対応言語	日本語・英語・韓国語ほか（多言語対応）
主な機能	通常のタクシー配車（T Map提携）・料金事前表示・アプリ内決済
支払方法	アプリ内クレジットカード決済（日本発行のカードも可）
利用登録	韓国の電話番号なしで利用可能

Uberは世界中で広く利用されているタクシーアプリです。

韓国でも利便性の高さと手軽さで人気を博しています。
クレジットカードやデジタルウォレットで支払えて、日本のクレジットカードも登録できます。

韓国以外にも日本をはじめ、多くの国で利用できるので、国内外の旅行で活躍します。

ただし、韓国でのカカオタクシーの普及率が高く、Uberは地域によっては見つかりにくいかもしれません。

韓国のタクシーは4種類

韓国のタクシーは一般的に一般タクシー・模範タクシー・大型タクシー・国際タクシーの4種類です。

タクシー	料金	特徴	メリット	デメリット
一般タクシー	4,800ウォン～	「TAXI」や「서울（ソウル）」の表示灯 黄色のナンバープレート	料金が安い	韓国語がわからないと厳しい
模範タクシー	7,000ウォン～	「모법（模範）」と記載された車体	ドライバー歴10年以上かつ無事故	韓国語がわからないと厳しい
大型タクシー	7,000ウォン～	空港周辺でよく見かける大型の車体	6～10人のグループで利用できる	一部外国語翻訳できるが、韓国語がわかるほうがいい
国際タクシー	定額：65,000〜130,000ウォン	一般タクシー見た目がそっくり 「International Taxi」と記載された車体	英語や日本語の対応が可能	予約が必要

一般タクシーは、街中で一番よく見かけるタクシーです。

車体の色はオレンジ・シルバー・ホワイトの3色です。

走行距離が2kmを超えると料金が加算され、通常130～150mごとに100ウォン計上されます。

模範タクシーは運転手の質が良く、ドライバー歴が10年以上かつ無事故のタクシーです。

多くは黒い車体に金色のラインが入っています。

一般的に料金は151mごとに200ウォンの加算されますが、運営会社によって料金が異なるため注意しましょう。

国際タクシーは日本語などの外国語対応が可能です。
そのため、初めての韓国旅行の方や韓国語に不安がある方におすすめです。

ただし、タクシーアプリで配車できず、Webサイト・Eメール・コールセンターのいずれかを通じて予約する必要があります。

韓国のタクシーの料金

通常、韓国のタクシーアプリを利用したたきと利用しないときとで、料金に違いがありません。

以下は韓国のタクシー料金目安表です。

初乗り運賃	キロあたりの運賃	深夜割増(午前0時〜午前4時まで)
4,800ウォン(約490円)～	1,330ウォン(約135円)	20%加算

0.10／ウォン円計算です。
為替レートは変動するので、実際に利用するときの料金とは異なる場合があります。

ただし、タクシーアプリの中には手数料やサービス料を取るところもあり、その場合は少し高くなります。

アプリならタクシーを捕まえやすい

韓国旅行でタクシーに乗る際に、アプリを利用する最大のメリットは、タクシーを捕まえやすいことです。

近年、韓国ではタクシーアプリを使ってタクシーに乗るのが一般的になっており、予約車が多くなっています。

そのため、流れのタクシーを捕まえることは容易ではありません。

しかし、タクシーアプリで配車できると、外国人でも簡単にタクシーに乗れるので、韓国旅行ではタクシーアプリを使うことをおすすめします。

支払い方法も現金のほか、クレジットカードや韓国の交通ICカードのT-Moneyなど幅広く対応しています。

事前にアプリをインストールし、クレジットカードなどを登録しておきましょう。

また、一般的にタクシーに乗るときは、目的地や支払いなど運転手と韓国語でのコミュニケーションが必須です。
しかし、アプリがあれば日本語対応可能のタクシーを選べて、日本語しかわからなくても問題ありません。

韓国に行く際は、あらかじめ日本では登録を済ませてから、現地で利用してみましょう。