韓国旅行のおすすめモバイルバッテリー【機内持ち込み可】

韓国旅行では、日常よりもスマートフォンの使用頻度が高くなります。

地図アプリを頼りに観光地を巡ったり、翻訳アプリやキャッシュレス決済でバッテリーの減りは確実の早くなるでしょう。

とくに初めての韓国旅行では、スマートフォンが頼りになる場面が非常に多いため、バッテリー切れはそのまま行動の制限につながってしまいます。

この記事では、韓国旅行におすめのモバイルバッテリーを紹介します。

目次

モバイルバッテリーは飛行機に持ち込める?

韓国旅行に欠かせないモバイルバッテリーですが、飛行機も持ち込みに注意が必要です。

航空機内では安全上の理由からリチウムイオン電池の取り扱いに厳しいルールが設けられており、ルールを知らずに荷物に入れてしまうと、最悪の場合、空港で没収される可能性もあります。

外部リンク:成田空港【バッテリー類の航空機内持ち込みについて】

ただし、基本的なルールさえ守ればモバイルバッテリーは問題なく機内に持ち込むことができます。

基本ルールと容量制限(100Wh以内)

飛行機でのモバイルバッテリーの持ち込みにおいて、もっとも重要な基準が「定格容量(Wh:ワット時)」です。

多くの航空会社では、100Wh以下のリチウムイオンバッテリーであれば、個人で機内持ち込み可能と定めています。

100Whを超えるものについては、航空会社の事前承認が必要になり、場合によっては持ち込めないこともあります。

市販されているモバイルバッテリーのほとんどが10,000mAhから20,000mAh程度であり、通常100Whを下回る設計になっています。

たとえば、3.7Vの10,000mAhのバッテリーは37Wh、20,000mAhでも74Wh程度であるため、問題なく持ち込み可能な範囲に収まっています。

なお、モバイルバッテリーにはWh表示がない製品もありますが、その場合はボルト数とmAhの数値から自分で計算して確認することも可能です。

私は分からなかったので、離陸直前に空港の方に聞いたら教えてくれたことがありました。

LCC・大手航空会社での扱いに違い

LCC(格安航空会社)と大手航空会社の間で、モバイルバッテリーのルールに若干の違いがある場合があります。

ただし、国際的な航空安全基準に基づいており、基本的には「100Wh以下のバッテリーであれば機内持ち込み可能」「受託手荷物には不可」という点は共通しています。

一部のLCCでは、1人あたりのモバイルバッテリーの持ち込み数に制限を設けているケースもあります。

たとえば、2個までというガイドラインを定めている航空会社もあるわ。

LCCでは荷物検査がより厳格な場合があるため、バッテリーの容量表記が読みづらかったり、スペックが不明な製品はチェックイン時に追加確認を求められることもあります。

とくに韓国路線に多いLCC(チェジュ航空、ジンエアー、エアソウルなど)では、手荷物のチェックが比較的厳しい印象もあります。

ちなみに、エアアジアでは2025年にモバイルバッテリーの利用規則を強化しています。

受託手荷物には入れられないので注意

モバイルバッテリーは、スーツケースなどの受託手荷物に入れることは禁止されています。

こリチウムイオン電池が高温や圧力によって発火・爆発するリスクがあるためであり、万が一にも客室外で異常が起きた場合、対応が遅れる可能性があるからです。

そのため、空港で預ける荷物にはモバイルバッテリーを絶対に入れず、必ず機内持ち込みの手荷物に入れておくことが鉄則です。

預け荷物の中にバッテリーが入っていると、X線検査で見つかって荷物の引き戻しや再検査が発生する場合がありますよ。

また、機内でに電源ポートがある場合でも、航空会社の判断で一時的に使用が制限されることもあります。

フライト中の使用については客室乗務員の案内に従いましょう。

韓国旅行のおすすめモバイルバッテリー

韓国旅行におすすめのモバイルバッテリーを紹介します。

トラブルを防ぐ意味でも必ず一つは持っていきましょう。

どの商品も機内持ち込み可能で、安心して使用できるメーカーの商品を選んでいます。
有線充電モデルも無線充電モデルも合わせて紹介します。

Philips DLP5713CW

項目詳細
容量10,000 mAh(約38.5 Wh)
出力USB‑C PD最大22.5 W
ケーブルUSB‑C+Lightning一体型
重量約176 g
航空機対応100 Wh以下で機内持ち込みOK
おすすめポイント急速充電+ケーブル内蔵で旅行に最適

PhilipsDLP5713CWは、10,000 mAhのバッテリー容量を備えながらも、最大22.5 W出力のUSB‑C PDに対応しており、iPhone 14などのスマホを30分で約50〜60%まで急速充電できます。

さらにLightningケーブルが一体型で付属しているため、別途ケーブルを携帯する必要がなく、手荷物がぐっと軽くなります。

約176 gと軽量設計で持ち歩きやすく、Wh表記で約38.5 Whなので航空機内への持ち込みも問題ありません。

韓国旅行で通信・ナビ・SNS撮影などを丸一日行う予定の人に特におすすめのモデルですよ。

Anker Zolo Power Bank

項目詳細
容量10,000 mAh(約37 Wh)
出力USB‑C内蔵ケーブル/最大30 W
ケーブルUSB‑C内蔵
重量約200 g
航空機対応100 Wh以下で機内持ち込みOK
おすすめポイント超急速充電+旅行者から支持率高

Anker Zolo Power Bankは洗練されたデザインと確かな急速充電性能が特徴で、10,000 mAhながら最大30 W出力に対応しています。

iPhone 15はもちろん、iPadなどの負荷の重い機器も急速充電可能です。

ケーブルも内蔵タイプで紛失の心配がなく、レビューでも「旅行中ずっとこれ1台で安心」と高評価を獲得しています

持ち運びやすく耐久性もあるので、韓国旅行にぴったりですね。

Anker PowerCore 10000

項目詳細
容量10,000 mAh(約37 Wh)
出力USB‑Aポート
ケーブル別売り
重量約180 g
航空機対応100 Wh以下で機内持ち込みOK
おすすめポイント超定番&軽量で壊れにくい

PowerCore 10000は、世界中で最も使われている定番モデルです。

約10,000 mAhの容量で、iPhoneを約2回満充電でき、USB‑Aポート1つというシンプルさも魅力です。

ケーブル別途使用の一般モデルで、軽量かつ信頼性の高いAnkerブランドの安心感があります。

比較的安価なので、初めてモバイルバッテリーを買う人にとって選択肢になりますね。

エレコム EC‑C37WF

項目詳細
容量10,000 mAh(約37 Wh)
出力USB‑C 15 W、USB‑A×2 各12 W
ケーブル別売り
重量約220 g
航空機対応100 Wh以下で機内持ち込みOK
おすすめポイント3ポート搭載・安全認証済みで家族旅行向け

エレコムEC‑C37WFは、日本製ならではの品質と信頼性に加えて、USB‑C×1・USB‑A×2の3ポート搭載という珍しい構成が特徴です。

容量は10,000 mAh、輸出規格UN38.3適合やPSE認証取得済みで、安全性を重く考える人に向きます。

複数デバイスのバッテリー管理が必要な旅行でも一台で済む便利なモデルです。

サイズも薄型で、カバンへの収納性もばっちりですよ。

Anker MagGo Power Bank

項目詳細
容量10,000 mAh(約38.5 Wh)
ワイヤレス出力最大15W(Qi2対応)
有線出力USB‑C:27〜30W
スマートディスプレイ充電残量・時間表示
スタンド機能折りたたみ式で角度調整可能
重量約250 g
航空機対応100Wh以下で機内持ち込みOK
おすすめポイント急速充電+利便性重視の旅行者向け

Anker MagGoは、Qi2認証の10,000 mAhマグネット式ワイヤレスバッテリーパックです。

最大15Wのワイヤレス充電に加え、USB‑Cポートで27〜30Wの有線充電が可能なハイブリッド仕様。

充電状況を知らせるスマートディスプレイと折りたたみ式スマホスタンドを備えており、飛行機の機内でも動画を視聴しながら充電できる設計です。

iPhoneを30分で約50%充電し、Qi2仕様ならではの効率の高さを実感できます。

韓国旅行の利便性と携帯性が両立された一台ですね。

韓国でモバイルバッテリーは購入可能

韓国旅行中にモバイルバッテリーが急に必要になっても、現地で調達することは十分可能です。

コンビニや雑貨店、家電量販店のほか、空港や地下鉄駅の売店などでも販売されており、観光客にとっても比較的入手しやすい環境が整っています。

コンビニや雑貨店で購入できる

韓国の主要なコンビニチェーン(GS25・CU・セブンイレブンなど)では、観光エリアを中心にモバイルバッテリーを販売している店舗もたくさんあります。

特にソウルや釜山の中心地では、外国人観光客のニーズに合わせて、パッケージに英語表記がある商品も揃っています。

また、明洞などのショッピングエリアには雑貨店も多く、デザイン性のあるモバイルバッテリーが手ごろな価格で売られていることもあります。

韓国製と日本製で品質や価格は違う

韓国で売られているモバイルバッテリーは、韓国メーカー製と中国製が中心です。
とうぜんながら、価格帯や品質にはばらつきがあります。

1万mAh前後のバッテリーであれば、日本円で1,500~3,000円程度が相場ですが、急速充電対応や多ポート仕様のモデルはもう少し高価になることもあります。

また、PSEマーク(日本の安全基準)やUN38.3認証(航空機持ち込み可能)など、日本国内で重視される安全性マークがない商品も多いため、品質重視の方は慎重に選ぶ必要があります。

ブランドによっては過去に発火トラブルが報告されたケースもあるため、心配な場合は旅行前に日本で購入・準備しておく方が安心です。

外部リンク:Yahooニュース【韓国・機内バッテリー火災は年間5~6件】

緊急用なら空港や地下鉄駅の売店も視野に

もし外出先でバッテリー切れに直面した場合は、空港の売店地下鉄駅構内の売店・キオスクでも簡易的なモバイルバッテリーを見つけられる可能性があります。

特に仁川国際空港や金浦空港、釜山の金海空港などでは、旅行者向けにスマホアクセサリーが充実したショップも多く、クレジットカードでの購入も対応している店舗が一般的です。

ただし、販売されているモバイルバッテリーはやや割高です。
容量が小さかったり、ケーブルが付属していなかったりする場合もあるため、韓国現地での利用はあくまで応急的な手段として捉えておくのがよいでしょう。

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